コミックマーケット92にサークル参加します

コミックマーケット92三日目、東地区Vブロック-09b「ひとりで勝手にマンガ夜話」。
「マンガ原作映画は何故成功するのか」。
この一か月、読むマンガといえば「咲」、見るアニメといえば「咲」、見るドラマと言えば「咲」、見る映画と言えば「咲」、咲まみれだった。

「マンガ原作映画は何故成功するのか 「劇場版 咲 -Saki-」成功の理由」
・映画を観るとは、そもそもどのような体験なのか
 イギリス映画「アイ・イン・ザ・スカイ」を例に、映画を観る意味の原点を解説する。
・サスペンスとサプライズ
 「咲」14巻の副将戦を例に、麻雀マンガのサスペンス要素とサプライズ要素を考える。
・マンガの見た目、映画の見た目
 前二節で挙げた映画を観ることとサスペンス要素が、「咲」の実写化でどのように取り込まれているのか。ドラマ版一話と原作を比較しながら考える。
・映画版精読
  見詰める風越・福路/見られる鶴賀・妹尾/見守られる中堅戦/見えない鶴賀・東横
・見詰めあう咲と衣
 映画で描かれた大将戦を徹底的に原作と比較、マンガを実写化するとは何が重要なのかを考える。
・階段の演出
 原作にはない映画独自の演出として階段の演出例を映画のラストとからめて。

今までのオフ版同人誌で一番多い文量となった。約四万字。「咲」のすばらしさを堪能した。