この夏おすすめの映画

 今回は映画「リンダ リンダ リンダ」の感想文。
 最近は他にも面白いのを観たぞ。
 「七人の弔」 笑ってしまう衝撃とラストの寂しさ。ダンカンだけど内容は意外と重く社会派だぞ。
 「運命じゃない人」 多分今年一番の傑作。宮田くんのガッツポーズ、忘れません。ポスターは窪之内英策の書き下ろし。
 「亀は意外と速く泳ぐ」 上野樹里蒼井優、これだけで十分見る価値はある。だからパーンていった後、サクッていったのか! 冒頭のパラパラ漫画は小田扉によるもの。小田扉作品に近いくだらなさがあるけど、映画の方は本当にくだらない。
 「妖怪大戦争」 神木隆之介はいつか女装し(以下略)。水木御大「戦争はいけません。腹が減るだけです」
 「ヒトラー 最期の12日間」 多くの証言者の視点を感じることが出来た。ヒトラーの描き方より、生の視線に圧倒された。
 「埋もれ木」 変な映画。わけがわからん。けどすげー感動。意味不明だけど印象に残ってしまう。冒頭には魚喃キリコの漫画も出てくる。

 さて、感想ついでに。「リンダ リンダ リンダ」のパンフも買ったんだけど、よくあるように著名人の賛辞がたくさん寄せ書きのように載ってて、漫画家の名前もその中にあった。くらもちふさこジョージ朝倉江口寿史辛酸なめ子ジョージ朝倉は見開きいっぱいのカラーイラストを寄稿している。そしてもうひとり、
 「女子高生、ブルマもいいけどブルハもね!っつうか
  ウチの長女(11歳・萌え?)と観たい青春ムービー№1!!」
 よしもとよしとも(41歳・漫画家?)
働け