邦画オールタイムベスト

男の魂に火をつけろ! 邦画オールタイムベストテン
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20081113
 今年は邦画オールタイムベスト、ということで、最近の映画しか知らない私が図々しくもまた参加してみる。
 昨年挙げたものと被る映画は、それだけ自分の中で大きな存在の映画ということだけど、やはりあまり深く考えずにさらさらと列挙していくのがいいので、そうしてみた結果が以下のものである。

1 非・バランス(2000)
 監督:冨樫森 脚本:風間志織
 これはもう私にとって心の名作。多分誰も挙げないだろうけど。

2 どこまでもいこう(1999)
 監督・脚本:塩田明彦
 塩田監督、またこういうの撮ってくれないかな……少年ハードボイルド映画の傑作。元祖「団地ともお」。

3 火星のカノン(2001)
 監督:風間志織 脚本:小川智子及川章太郎
 風間監督の新作を心待ちにしている。百合マンガ好きの人は是非!

4 月とチェリー(2004)
 監督・脚本:タナダユキ
 タナダ監督を知った映画がこれ。「百万円と苦虫女」もいいけど、やっぱこれだよなー。この映画がきっかけで江口徳子(現・のりこ)にも注目するようになった。

5 櫻の園(1990年版)
 監督:中原俊 脚本:じんのひろあき
 2008年版は残念な結果に終わったが、それだけ1990年版の輝きを増してしまう結果になった。2008年版を観た後にすぐにこれを見直して、やっぱいいわこれと再認識した。

6 スウィングガールズ(2004)
 監督・脚本:矢口史靖
 昨年が「ひみつの花園」を挙げたので、今回はこれを。まあどっちでもいいんだけど。

7 フラガール(2006)
 監督:李相日 脚本:李相日、羽原大介
 泣いたなー。泣きまくったな。松雪泰子ってすげーわ。蒼井優かわいいよ蒼井優

8 ヴィタール(2004)
 製作・監督・脚本・撮影・美術:塚本晋也
 数ある塚本映画の中でなぜこれをって感じかもしれないけど、主人公がひたすら解剖というか内臓にのめりこんでいくのが心に残っていて、KIKIのもたもたした演技もこの映画にはまっていて、忘れられない一作になっている。「悪夢探偵2」が楽しみだね!

9 がんばっていきまっしょい(1998)
 監督・脚本:磯村一路
 劇場で一番観た映画かもしれん。「スウィングガールズ」も数回観たけど。なんでそんなにはまったのかいまだにわからない。多分、田中麗奈だな。

10 誰も知らない(2004)
 監督・脚本:是枝裕和
 重い映画なのに、なんであんなに力強く希望に満ちているかのようなラストなんだろ。是枝監督のドキュメント指向はどんどん洗練されていくよね、「歩いても歩いても」なんてもうなんかほんと語彙が乏しくてすまないけど、すげー。