転落燕

 今アイシールド21を読み直しているんだけど、いやー、面白いねー。アメフトのルールをどんどん覚えていくのが楽しいし、誇張が上手いこと利いててキャラの対決をわかりやすい構図に仕上げている。
 なんで読み直しているかって、ほんとは「甲子園に行こう!」でそのまんまスピード感と読むテンポとかめくり効果とかの関係を間で語れないかなっと思って読んでいたんだけど、まいった、構成とか演出とかどうでもよくなってきちゃうくらい横浜第一と鎌倉西の試合に興奮してしまって、これはこれであとで感想書けばいいやと。そこでアイシルはどう描かれているかと、ちらっと読んで見たら、溜めてから一気に抜くっていうスピード感の演出にパターンを見つけたのである。別に大騒ぎするような技法じゃないんだけど、一週一週の話を盛り上げつつ全体を均整とれた物語にするための苦労ってものが仄見えて、ちょっと感動してしまったのである。あー、漫画家ってほんとに偉いっす。これからも新刊でじゃんじゃん買いますよ。
 具体例挙げたいんだけど、ノンブルが全然わからん……まとまったらまた書く。