前回が拝啓手塚治虫様第16回で、今回の更新が映画「ホテル・ルワンダ」の感想。本文はこれ→http://www.h2.dion.ne.jp/~hkm_yawa/eigayawa/hotel-rwandakansou.html

 「ホテル・ルワンダ」が日本公開に至った経緯はよく知らないが、それよりもこの実話をドキュメンタリー形式としてではなく、あくまでも映画としての完成度を求めたことに製作者に敬意を表したい。こんな状況をどうやって乗り切るんだろうか、というサスペンス要素もこの映画の魅力なのである。虐殺場面・人が殺される場面に衝撃さを求めるのではなく、人が生きる姿にそれを求めた姿勢に感謝したい。