ここ10年で面白かったマンガ原作映画と

ここ10年で面白かったマンガ原作映画
 真面目にマンガ原作映画について考えている私が、とりあえず2005年から2014年公開のマンガ原作映画のうち、面白かったものを淡々と列挙しよう。
☆2005年
逆境ナイン
さよならみどりちゃん
隣人13号
☆2006年
ストロベリーショートケイクス
DEATH NOTE デスノート 前編」
DEATH NOTE デスノート the Last name
☆2007年
赤い文化住宅の初子
天然コケッコー
「渋谷区円山町」
夕凪の街 桜の国
☆2008年
イキガミ
☆2009年
のんちゃんのり弁
「空気人形」
☆2010年
ボーイズ・オン・ザ・ラン
ソラニン
「パーマネント野ばら」
「おのぼり物語」
☆2011年
モテキ
スマグラー
☆2012年
ヒミズ
☆2013年
鈴木先生
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
変態仮面
「俺はまだ本気だしてないだけ」
☆2014年
「リトル・フォレスト 夏/秋」

続けて、
☆つまらない漫画原作映画を嗅ぎ分けよう!
・ギャグ漫画の映画化。危険。好みがはっきりと分かれやすい。観る場合は相応の覚悟をしよう。
 例:ピューと吹く!ジャガー、山口雄大監督作品

・監督が山崎某。山崎某か佐藤某が脚本にまで関わると地雷級の出来となる。
 例:山崎監督作品。ただし、脚本が古沢単独の場合は稀に面白いこともある。

・監督が堤某。
 例:20世紀少年BECK

・主演に黒木メイサ
 例:同じ月を見ている、昴、ルパン三世

・プロデューサーから、これどうよと渡されたマンガを読んで、流されるままに映画化に至ってしまう不幸(と思われる映画)。このマンガをなんとしてでも映画にしたかった!というような愛は当然ない。無難な出来になることも多いが、基本的に毒にも薬にもならない。
 例:釣りキチ三平ダーリンは外国人などなど数知れず

・監督の原作愛が、原作ファンが引くレベルで強すぎる。
 例:グーグーだって猫である

・マンガ原作かと思ったら、アニメ原作だった。
 例:ハチミツとクローバー、キャプテン

・公開規模が小さすぎて、原作ファンですら映画化されたことに気付かない。
 例:いちばんきれいな水、官能小説、STAY、ブラブラバンバン

・映画畑で活躍する監督であっても、テレビ局と絡んで自滅してしまうこともままあるが、例外も多いので一概に言えない。監督の過去作品から、題材が監督向きかどうかを考察しよう。
 例:僕は妹に恋をする、どろろゲゲゲの鬼太郎などなど数知れず

・芸能プロダクションが製作に一枚噛むと危険度が増す。最近ならオスカーに要注意だ。ただし藤島某プロデューサーの映画は意外と良作が多く、ジャニー某だからといって侮ってはいけない。