ハリセン少女

 今回の更新は滝沢麻耶リンガフランカ」の感想。2月に出た本を今さらって感だが、「ease」3号に滝沢麻耶の短編が載ってて、ついでに「リンガフランカ」を再読したら天啓があって感想書いた。お笑い云々置いといても普通に面白い作品だ。
 セリフを聞くために笑い声を押し殺したこと、私はあるよ。でも最近はないな。舞台も見なくなったし。テレビのネタって短いから、あんま好きじゃないし。やっぱ一組15分くらいは最低でも欲しいよな。そう考えると、トークライブ2時間とかやる芸人は凄いし実力ある証拠だよね。もっとも最近は映画鑑賞に費やす時間が多いから、お笑いにも疎くなっちゃったよ。
 漫画原作映画といえば「NANA」なわけだが、いや面白かった。私ね、大谷監督の作品好きなんで期待してたんだけど、期待通り楽しかったね。原作は読んでないので知らない、いや1巻の途中であっさり読みやめた、私には合わんわ。原作ファンの不満の声も拾い読んでるが、監督についての言及が少ないのが恐ろしい。原作物の宿命みたいなものだろうけど、なんか原作ファンの底の浅さが知れちまうな。ごく一部の人たちだと信じたい。
 とりあえず大谷監督の劇場デビュー作「avec mon mari」でも見てくれ。この監督の持ち味がわかるから。わかんなくても映画自体面白いから安心して見ておくれ。