今回の更新は緑川ゆき夏目友人帳」第3巻と宇佐美真紀「春行きバス」の感想。
 「夏目」はほんとに売れてるみたいだね。うちの近くの本屋でも平積みで何十冊も置いてあったし、ちょっと前なら新刊買うのに数件の本屋を駆け巡るなんてこともあったけど、今はもう新刊もそのへんの本屋で手に入るんだから、嬉しいじゃありませんか。「春行きバス」はほんとにめっけんもだったな。オムニバスって言う点で読みやすいし、ベツコミは他にタアモが好きで読んでるけど、それと似た感じの絵柄とノリで戸惑いもなく読めた。「サクラリズム」はどんな話か忘れてたから、ほとんどジャケ買いだったけど、大当たりだったな。
 本当に面白い漫画を紹介してくれるサイトがないhttp://d.hatena.ne.jp/furan/20070226/1172459247
 みんな真面目だ。こんなかで気になる意見がコメント欄の「自分の知り合いのサイト持ちの人に声掛けたりサイトで募集して、ひとつの作品のレヴューを皆で一斉にアップするイベントみたいなものをしてみてはどうでしょうか?太鼓持ちに思われないように公募した方がいいかな?」である。私は他サイトとの交流とか苦手というかめんどいのでやらないけど、大手の自覚あるサイトさんは、やってみたらいかが。そういえば、もう更新止まってるけど「電脳的漫画論」が積極的にそういう企画をやってたよな。OHPの月毎アンケートよりも突っ込んだ、ネット上の漫画批評サイトのレベルの底上げを目指すといえば大袈裟だけど、大手が企画すれば、それに便乗してアクセス上昇を目論む、という言い方は悪いけど、いろんなサイトが名を売る好機とばかりに気合入れたレビュー書くんじゃねーの。私は傍から見て、その面白いレビュー群を読んでにやにやしているだけだけど。っていうか、乳首だのなんだのいうサイトってそんなに多いの? 私はそんなサイトのほうがむしろ少ないと思っているんだが……。